SP

関西創価高校とは?

SOKA PROGRESS CLASS

SP Class 希望者による
放課後の特別授業プログラム

SPとは、「SOKA Progress」の略称です。SPクラスは、平日の放課後に開講される特別授業で、「Basic」と「Advance」に分け、生徒のニーズに合わせて、英語・数学・統計学などを学び、GRIT を推進するプログラムです。またUPクラスでは、高大連携プログラムとして、大学教授を招聘し学びの促進を図ります。

【SP Class】

特別授業(Basic)英語・数学

「Basic」では、主に1・2年生対象で、基礎力の向上を目指して、
きめ細かな指導をおこないます。

特別授業(Advance)英語・数学

「Advance」では、主に海外大学・難関大学進学を考える
生徒に向けて、さらに高度な英語や数学を学びます。

特別授業(統計学)

南カリフォルニア大学の藤井大輔先生をお招きし、
統計学について集中的に学びます。(2016・2017年度)

【SP Class】

【UP Class】

UP とは「University Partnership」 の略称で、週に1回実施している高大連携プログラムです。国内外の大学や学術機関、国際機関などから一流の講師を招いて、「環境」「開発」「人権」「平和」の4分野のテーマについてレクチャーを受け、ディスカッションも行う双方向の授業です。

<人気授業①> テーマ:平和 「軍縮・開発・平和」を考える(計3回)

講師:創価大学平和問題研究所 石井秀明 教授
第1回目は、さまざまなデータを使って、世界の現状についてグラフから読み取れることなどを確認。また、世界銀行の世界開発報告2000/2001の貧困者のとらえ方を通して、貧困は所得の低さというよりも、富裕者にとっては当たり前の行動と選択という基本的な自由が欠落していることであり、様々な変化に対してきわめて脆弱であるということを学び、「他者の尊厳を守るなかで、自分の尊厳が光り輝いていく」という姿勢が大切であること学びました。第2回目は、軍縮についての講義。軍事費に予算を使うことにはメリットがないわけではないが、「軍事費は非生産的である」ことを示され、「機会費用」の考え方を通して、途上国が軍事費に多大な予算を使用することは、マイナスの機会費用が発生していると考えられるとしたうえで、軍事優先の資源配分が、人的資源、開発資源を枯渇させ、硬直した社会経済構造をもたらすことを学びました。
最終回は、まず、ジョディ・ウィリアムズのTED講演を見て、世界平和に向けた現実的なビジョンを整理。また、国連のSDGsが「誰も置き去りにしない」世界の実現を掲げていることを紹介され、貧困の撲滅のためには、軍縮・開発・平和をリンクさせなければならないこと、「国家の安全保障」から「人間の安全保障」への転換が必要であることを力説。また、地球市民の資質は、「智慧」「勇気」「慈悲」であることを強調され、21世紀を「生命尊厳の世紀」にするためには、関西創価学園の信条である「他人の不幸の上に自らの幸福を築くことはしない」という新しい地球倫理を確立するために、どう行動すればよいかを考えていってほしい、と期待を寄せてくださいました。

  • 人気授業①の写真1
  • 人気授業①の写真2

<人気授業②> テーマ:開発 カンボジアにおける教育支援

講師:奈良教育大学 森本弘一 教授
学校教育学の博士であり、奈良教育大学で理科教育・生物教育を専門に教鞭を執られている森本教授は、社会活動として長年JICAのカンボジア理数科開発教育にも取り組んでおられます。2002年にはカンボジア王国政府より感謝状を戴かれており、2005年には日本理科教育学会より学会賞を受賞されるなど、理科教育のエキスパートであられます。講義では、カンボジアがどういう地域かということから教育の歴史、カンボジアの中学校・高校の現在の教育内容等教育という側面から多岐に亘って教えていただきました。生徒はカンボジアの環境や今の日本とカンボジアとの教育の比較について興味津々。途上国の人たちの才能を活かせる世の中にしたいとの力説に感動の声が上がった。

  • 人気授業②の写真1
  • 人気授業②の写真2
創価高等学校の写真 創価高等学校の写真

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